2011年06月02日

聴覚障害者が授業へ「参加する」ということ

本日(6月2日)付けの北海道新聞(13面 生活)に
「道内の大学 聴覚障害学生へ支援の輪」と題した記事が写真入りで大きく掲載されていました。

本来、聞こえない・聞こえにくい方が授業内容を知るための手段(情報保障)については
入学が分かった時点で、本人とも十分話し合い、学校側で整えておいていただけるのが理想的ですが
音が目に見えないのと同様に聴覚障害は見えにくいという面があるので、気づかれにくいという部分もあるのかもしれません。

聴覚障害学生個人も、障害の程度によっては、自分から必要な「聞こえのサポート」を
どのように伝えていくかの意識が十分でない方もおられるかもしれません。
入学して授業が始まってから、内容がほとんどわからず(高校までと違い板書が少ない)
愕然とするという話もあるようです。

記事で紹介されていた札幌学院大学は、2001年から「バリアフリー委員会」を設立し
聴覚障害学生へのノートテイクやPCテイク(パソコンでも文字通訳)を開始している
先駆的な大学ですが、支援者の慢性的な不足が課題とのことです。

大学内部は元より、必要に応じて外部からの支援も併せて、聴覚障害学生が授業に本当の意味で「参加」し
情報保障つきで学ぶことにより、能力を開花させることができるよう、協力者が増えていってほしいですね。


札幌学院大学「バリアフリー委員会」


日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)

東日本大震災:宮城の聴覚障害学生に支援の輪 授業の内容を字幕データに /茨城
posted by akki at 22:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 聴覚障害関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大学通信制だけど授業必修の課目があって席選んだり、とか教授の声が届く席を探すのに苦労しました経験あります。
私学だったらそういうところはアピールしてほしいですね。

Posted by yamazaki at 2011年06月10日 22:26
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