先日コメントいただいた方への返信を、コメント欄に書き込んだのですが
長すぎたのか?コメントがアップされてないようで…。^^;
(…と思ったらちゃんと載ってましたね…まぁいっか〜)
ということで、本記事向けに修正してアップしようと思います。
> 年齢に関わらず困ることは
> 多いと思います。
> 例えば、救急車や消防の出動要請の際の電話や
> 公共施設とかで火事とかで周りの様子や
> 指示が分からないなど…。
上記の例で言えば 救急車、消防車をFAXで要請する場合は電話と同じ119番だそうなんですが
知らない人の方が多いんじゃないでしょうか。
建物での火事、災害時等の情報保障についても 回転灯や電子掲示板等で対応している施設も少ないですね。
> 他にも困ること
いろいろありますが、思いつくままに書いてみます。
聴覚障害者って、1人でいる時には意外とさほど困らないんです。
TV番組に字幕がつかないものがあったり、来客に気づかなかったりはしますが
ある程度サポート機器で対応できるものもありますので。
とりあえず身の回りのことは、たいていの方は、ほぼ健常者同様にできます。
それが、周囲とコミュニケーションを取る場面になると、途端に障害が表に現れるんですね。
故に、コミュニケーション障害とも言われますし、「見えない障害」であるとも言えます。
社会生活を送るうえで、周囲の人達とのコミュニケーションをとることが必要ですが
一般社会ではほとんどが音声言語でのコミュニケーションです。
ここでつまづいてしまうことが多々あります。
健聴者の家族の中で、1人だけ難聴だった場合などでは
家族の団らんの中で 1人淋しい思いをすることが多いですし
職場などでの会話でも、目の前で話されている会話が仕事の話か、雑談かも分からない状態です。
家族にしても、職場の同僚にしても、悪気があってのことではないんですが
なかなかその場にいる聴覚障害者が聞こえないでいるということに気づいてもらえない
孤独感や疎外感により淋しい思いをしていることに気づいてもらえない
そういうのがほぼ日常的です。
障害当事者が自分から「何の話か?」と聞いていけば済むことかとも思われがちですが
なかなか話に割り込んでは聞きづらいという心理的な面もあります。
周囲もどう対応すればいいのか、わからないところもあるのかもしれません。
こういった場合は、所々、話の合間にでも筆談や、難聴当事者に向けてわかりやすい話し方で
会話の流れや内容を教えていただければ、ずいぶん違ってきます。
相手が耳が聞こえにくいということがわかった場合、誰もが気軽に筆談で対応する社会になれば…
と考えています。難聴者協会としても啓発していきたいです。
あとは仕事についてですが、会議や打ち合わせ、研修などへの情報保障がつきにくいということですね。
手話も要約筆記も守秘義務があり、通訳の場で聞いたことは、口外しないことになっているんですが
その辺が会社側に理解してもらいにくいという面もあるように思います。
思い切って依頼してみても、部外秘ということで断られたり…。
現状では、終わった後に概要等を教えてもらうとか、そういう形にならざるを得ないです。
難聴者や中途失聴者は、常に周囲とコミュニケーションを共有したいという想いがあります。
皆で一緒に笑ったり考えたりしたい、そう思っていますし、社会参加・貢献もしたいと考えています。
そのために必要なのが、音声言語の文字や補聴援助システムでの情報保障です。
個人で「手話や要約筆記までは、まだ難しい」ということであれば
その場の状況を筆談で伝える、筆談で会話する等でもかなり気が楽になると思います。
…と、難聴者も聞こえの程度で千差万別、いろいろと思います。
その人にあったコミュニケーション保障、対応が必要になりますので
まずは確実に意思疎通ができる筆談でアプローチするというのが
良いのかな?と。
トータルコミュニケーションの基本は筆談(by瀬谷さん)ですので。
2008年11月28日
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