8月27日(土)は例会日でして、企画していた「スマホ活用講習会」実施。
聴覚障害者にも有用なアプリや、専用アプリ、サービスを紹介。一部体験も実施しました。
前半は「情報収集」に関するアプリとして、音声認識アプリ(UDトーク、Google音声文字変換)と
防災アプリ(NHKニュース防災、tenki.j)が紹介されました。
利用時や情報入手の際の留意点も話されました。
後半は、まず「緊急通報」に関するアプリ等ということで、NET110アプリとNET119緊急通報システムを紹介。
NET110アプリは会場で参加者にダウンロードしてもらい、登録から通報練習まで進めました。
NET119緊急通報システムはアプリではなく、消防署に登録して使用するシステムですが
すでに登録済みのスマホ画面をスクリーンに投影し、通報練習を見てもらいました。
ちなみにNET110は警察庁の運営しているアプリで、全国どこでも使用可能ですが、NET119システムは未整備のところも多く
道南では函館市・北斗市・七飯町・鹿部町のみです。
全道どこにいても使用できるよう、早期に整備してほしいものですね。。。
他、参考として、従来から紙で配付されてきた「電話お願い手帳」のアプリ版とWEB版があることを紹介。
電話依頼内容が要領良くまとめられているため、いざという時の説明に楽かもしれません。
最後に公的サービスとなった日本財団が実施する「電話リレーサービス」について、動画を観てもらう形で紹介しました。
他、民間のサービスですが「字幕電話」を参考として紹介。音声認識を使ったもので、聴覚障害者側が話して電話相手に
伝えることができます。、相手側の音声を音声認識を利用して文字で読み取るという方法です。
日本財団が実施している電話リレーサービスでは、聴覚障害者側は手話か文字入力しかできませんが、難聴者や中途失聴者は
話せる方も多くいますので、自分で話して伝える方式も追加されると理想的ですね。
以下、今回の内容に関するサイトです。
「警察庁」
「警視庁」※アプリの説明チラシがダウンロードできます。
「総務省消防庁」NET119緊急システム
「函館市」※NET119のリーフレットや、ネット申請手続きの方法が確認できます。
「NTT西日本」
「日本財団電話リレーサービス」
「字幕電話サービス モニター募集ページ」