2018年06月10日

【6月例会】「日本映画の日本語字幕版体験講座」でした!

本日は東京から「Palabra(パラブラ)株式会社」様にお越しいただき、標題の講座を実施しました!

情報保障にパソコン要約筆記を用意し

「バリアフリー字幕体験」
「バリアフリー映画の現状とこれから」
「自動同期アプリUDcastとは」
「メガネ型字幕端末体験」

上記内容をスライドを交えながら、講師の山上様(Palabra株式会社・代表取締役)からお話いただきました。

バリアフリー字幕体験では、同じ映画の一場面を
@映像のみ(音声無し)
A映像+台詞字幕のみ(洋画の字幕版のような形)
B映像+バリアフリー字幕(話者の名前や、環境音も表示)
以上3パターンを順に見比べました。

Aの字幕を見た時に何となく違和感を感じたのですが、いつもTVや邦画字幕付き上映で
Bの字幕を見慣れているためだったのか〜と納得。(^^:

素材集め(映像、台本等)、字幕制作、モニター検討会(映画制作者、字幕制作者、障害当事者)
というステップを踏んで、最終的な「バリアフリー字幕」ができるのですが、一番重視しているのは
「モニター検討会」とのことでした。
様々な立場の方の意見や尽力があって、普段観ているバリアフリー字幕ができているんだな〜と実感!
まさに「プロの仕事」だな〜と思いました。

「UDキャスト」については、スマホや字幕グラスで字幕を観ることができるアプリという
漠然とした知識だったのですが、映画館でのWi-Fi等は必要なく、事前に字幕データをダウンロードしておき
スマホ等のマイクで音を拾って字幕を同期させる、というシステムだったようです。
「映画館で観るならWi-Fiなきゃだめかな〜」と考えていたので、勉強不足を思い知らされました。(^^;

後半、UDキャストでのバリアフリー字幕を「字幕グラス」で実際に体験することができました。
字幕グラスは、バリアフリー字幕専用のものではなく、エプソンの「モビリオ」という機器でしたが
個人的にはそれほど重くも感じず、予想よりも遙かに「よく見える」という感じでした。
映像と一緒に、字幕グラスで「手話」も見ることができたのにはびっくりでした!

UDキャストは、映画のバリアフリー字幕だけではなく、他にも観劇などにも利用可能なのですが
実際に沖縄の「美ら海水族館」のイルカショーでも活用されているそうです。
沖縄に行く機会がある方は、ぜひお試しください!

これまでに実施されている映像への焼き付き型字幕の他、UDキャストで観る字幕も出てきたことで
今後は観る側の選択肢が増えていく方向になっていきそうです。

Palabra社の皆様、ありがとうございました!

字幕体験講座.jpg

posted by akki at 22:54| Comment(0) | 例会・行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする